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YouTube生放送視聴のマナー

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

概要

私はYouTubeの生放送をよく視聴しますが、チャット欄で時々マナー違反や不快な発言を見かけることがあります。注意喚起と言うと大げさかもしれませんが、ここでマナーやルールをまとめました。チャット欄で発言する際の参考にしていただければ幸いです。また、これは私自身のルール再確認にもなっています。

基本的なマナー

生放送のコメント欄で発言する際の基本的な考え方とマナーについてまとめています。

禁止行為

具体的な禁止行為を表にまとめました。

禁止行為具体例理由・説明
誹謗中傷他の視聴者が不快に感じるコメントは禁止です。
過度な下ネタチャンネルの雰囲気にもよりますが、過度な内容はNGです。
個人情報の発言自分や他人の個人情報を漏らすことはトラブルの原因になります。
過度にネガティブな発言他の視聴者が不快に感じるコメントは禁止です。
他の配信者の名前を出す、宣伝する例: 「〇〇さんが生放送していますよ」配信者に対する失礼な行為であり、場合によっては相手にも迷惑をかける可能性があります。配信者が名前を出している場合やコラボ相手である場合は例外ですが、注意が必要です。
伝書鳩行為例: 「〇〇さんは△△をやっていますよ」他の配信者や配信内容に関する発言は、関係のない話題になるため避けるべきです。ただし、コラボ相手がいる場合には例外がありますが、その場合でも対戦ゲームのネタバレはNGです。
密告(対戦ゲーム等)例: 「〇〇さんは△△にいますよ」対戦型ゲームで相手の情報を配信者に伝える行為も、伝書鳩行為の一種であり、避けるべきです。
同じコメントの連投例: 「〇〇は△△です。」
「〇〇は△△です。」
「〇〇は△△です。」
チャット欄を荒らす行為です。
しつこいコメント例: 「〇〇してください。」
「〇〇してくださいって言ったじゃないですか。」
「なぜ〇〇してくれないんですか?」
同じ内容を繰り返し発言することは、他の視聴者にとって不快な場合があります。
意味のないコメントを大量に送る例: 「ああああああ…」チャット欄を荒らす行為です。
コメントの催促配信者はすべてのコメントに対応できるわけではないため、コメントを求めることは控えましょう。
過度な不平不満や要望例: 「別の内容がいいな」「あの企画をやってください」「この配信は嫌だ」配信の主役はあくまで配信者であり、アドバイスの範囲を超える指示や不平不満は慎みましょう。
配信内容や実況方法への過度な指示(ゲーム配信)例: 「あのモードで遊びましょう」「なぜこっちのルートを進むのですか?」配信内容やゲームの進行方法は配信者が決めるものであり、視聴者からの過度な指示や要望は控えましょう。
スーパーチャットでの上記行為スーパーチャットであっても、上記の行為は禁止です。また、過度に私的な内容も控えたほうが良いです。

禁止ではないが、避けるべき行為

そのチャンネルや配信の雰囲気によっては禁止されていない場合もありますが、できるだけ避けたほうが良い行為です。

行為理由・説明
配信と無関係なコメント雑談が許可されている場合や雑談中心の生放送であればOKです。
リスナー同士の会話チャンネルによっては控えたほうが良い場合があります。
ネタバレコメント(ゲーム配信)初見を重視するゲーム実況の場合は、軽いアドバイス程度に抑えるべきです(詳しくは後述)。

(追記)ゲーム配信特有の注意点と初見詐欺

ゲーム配信特有のマナーについて、主にネタバレや初見詐欺に関する注意点を追記します。これに関してはYouTubeの規約に違反するものではありませんが、チャンネルによっては禁止事項になっている場合もありますので注意が必要です。また、ネタバレとアドバイスの境界が難しい場合もあるため、配信の概要欄を確認することをお勧めします。

行為具体例理由・説明
ネタバレ例: 「次は○○が起こりますよ」「〇〇は△△です」次の展開やアイテム、キャラクターに関する情報を事前に言ってしまうことは重大なネタバレです。
ネタバレ(想起)例: 「気を付けたほうがいい」「このあと感動する」一見ネタバレでないように見える発言でも、先の展開を予感させるコメントはネタバレになる場合があります。
ネタバレ(匂わせ)例: 「次は○○に行くといいかも?」「そのダンジョンにはもっとレベルを上げたほうが良いかも?」配信者が求めない限り、このようなアドバイスもネタバレになることがあります。
ネタバレ(場外)例: 「この次の作品はすごく難しいよ」配信者が未プレイの場合、その配信の別作品に関する言及もネタバレになる可能性があります。
初見詐欺例: 「初見です」「初めましてこんばんは」その配信に何度も訪れているにもかかわらず、初めて来たふりをすることはマナー違反です。常連がネタとして使う場合も、多用は避けるべきです。チャンネル登録者が多い場合、配信者がリスナーを把握しきれなくなるため、この行為は配信者のリソースを無駄にする迷惑行為とされます。

対処法

マナー違反や禁止行為を見かけた際の対処法について説明します。

視聴者側

基本的にはスルーするのが最善です。あまりにひどい場合は個別にブロックすることをお勧めします。反応するとコメント欄を荒らす原因となり、悪意のある相手が増長する可能性もあります。配信者が対処してくれるのを待つか、配信外で配信者にその旨を伝えるのが望ましいです。

配信者側(配信主、モデレーター)

違反内容に応じて、以下の対処が考えられます。

【コメント読み上げの差し控え】<【口頭での注意】<【コメント削除】<【タイムアウト】<【ブロック】(右にいくほど対処が重くなります)


最後に

このページは、生放送を楽しむために、視聴者が知っておくべきマナーやルールをまとめたものです。自分の好きな放送が、自分のコメント一つで嫌な雰囲気にならないよう、ぜひ参考にしてください。また、この記事自体に足りない点や間違いがありましたら、お手数ですがご連絡いただけると幸いです。

*2024/8/18 追記と誤字修正またスタイリングの大幅修正

文章:krith